脱毛 お勧め 除毛剤の危害相談内容(国民生活センター報告抜粋より)

脱毛 ケア

国民生活センターが除毛剤に関して注意喚起しています。

昨今、インターンネットで気軽に購入できることから、除毛剤の危害報告で一番多い内容が購入契約時の「定期契約」のシステムのようです。

 

「除毛剤等」の皮膚障害の事例の中には、総額数万円の定期購入契約してしまい解約したいという相談内容となっているものが多数あるようでセンターからの報告が次のようなことです。

 

「除毛剤等」に関する危害情報738件中

通信販売での定期購入に関する相談件数は548件(約74%

 

特に2017年度以降多くの割合を占めています。(下図)

 

また、「除毛剤等」に関する危害情報の中には、

脱毛剤(脱毛テープや脱毛ワックスなど)の事例は少ない

除毛剤(チューブタイプの除毛クリームやスプレータイプの除毛クリームなど)の事例が大半を占めている。という片寄りもでています。

供給・需要ともに大きく増えていて危険相談も増えているのは、気軽に買えて気軽に使えて、まったく痛みが無いからでしょうね!

 

また、除毛剤の使用部位についての表示を調べると、商品本体等の表示と、発売元のウェブサイトでの表示とで、異なる記載がなされたものもあったとの報告です。

これ以外にも、興味ある報告が含まれていますので紹介していきます。

この記事の内容です。

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除毛 相談 の男女別で多い年代や部位

 

「除毛剤等」に関する危害情報(738件)の危害関連の内訳(不明、無回答等を除く)

 

(男女別で危害情報数の多い年代)

男性は208件で20歳代が68件

女性は502件で40歳代が157件

男女それぞれ最多となっています(図4)。

 

(危害情報数の多い部位)

男性(148件)
・「顔面・頭部」が60件(約41%
・「」が53件(約36%

女性(381件)
・「腕・手」が201件(約53%
・「」が120件(約32%

と多くなっています(図6)。

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除毛で身近に起こり得る危害事例(4例)

【事例1】
顔に使用したところ、毛穴が赤くなり、かゆみも生じ、医師から薬を処方された。

顔に1回使用したところ、肌に合わず、毛穴が赤くなり、かゆみも生じたため、病院を受診。医師からは、クリームが原因だろうと言われ、薬を処方された。その後、通院はしていない。

定期購入であることは承知していて、解約するために販社に電話をしたが、繋がらないため、メールで解約する旨を連絡した。

販社からメールで返信があり、2回目代金約5,000円、初回と2回目の正規料金との差額分の合計約5,000円とで、総合計約10,000円を請求された。

2回目に届いたものは未開封なので返品し、代金も支払いたくない。

(2017年9月受付、20歳代、女性、治療期間1カ月以上)

 

【事例2】
除毛剤を使用して顔がカサカサになった。「首から下」と「全身分」の表示があった。

本日販売終了まで、あと○○時間○○分○○秒」の表示広告を見て、定期購入だと理解せず除毛剤を申し込んだ。

ヒゲの除毛がしたくて購入したが、使用して顔がカサカサになった。首から下に使用できると表示されているが、同じく「医薬部外品、200ml/全身分」の表示があった。

(2019年10月受付、10歳代、男性、医者にかからず)

 

【事例3】
デリケート部分に発疹が出た。デリケート部分へ使用可能との広告があったと思う。

注文した当時の記憶はあいまい。商品が届いて、しばらく日にちが経ってからデリケート部分に使用したところ、肌が赤くなりヒリヒリし、発疹も出た。

使用を止めると症状は治まった。

肌に合わないので解約しようと考えていたところ、2回目(約5,000円)の商品が届いた。

販社へ架電したところ、「5回継続が条件の定期コース。規定回数購入後でないと解約不可。」との回答。

1回目の商品代金はコンビニで支払済。肌に合わないので、2回目の商品を返品し、中途解約したい。

(2019年9月受付、40歳代、女性、医者にかからず)

 

【事例4】
脚の皮膚が赤くなり皮膚科を受診し解約したい旨伝えたが、解約できなかった。

定期コースを見落としたので仕方がないが、試しに使ってみて良ければ高くても使ってみようと思った。

脚に使用したら、皮膚が赤くなった。皮膚科を受診したら、除毛クリームを使わない方がいいと言われた。

業者に電話をかけて、肌が荒れたので解約したい、病院にも行ったと伝えた。その程度では解約はできません、保湿クリームを塗ってみてくださいと言われた。

指示通りに保湿クリームを使ったが、以前ほどではないが、やはり皮膚が赤くなった。

(2019年8月受付、20歳代、男性、治療期間1週間未満)

 

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除毛で毛を溶かす含有成分に注意

 除毛剤は毛を溶かす成分によって脱毛効果を生む方法です。

毛を溶かすとは、タンパク質を溶解することです。

 

除毛剤の有効成分は、チオグリコール酸カルシウムなどチオグリコール酸塩です。

チオグリコール酸塩は、毛髪を構成する成分であるケラチンタンパク質の結合を切断し、毛を軟化して除去することになります。

このチオグリコール酸の含有量や塗布時間の長さによって、皮膚のケラチンタンパク質がもあるチオグリコール酸の刺激によるダメージを受ける可能性があるわけです。

 

国民生活センターの報告に対して専門家からは次のように指摘されています。

チオグリコール酸の刺激により皮膚のケラチンたんぱく質がダメージを受ける可能性があることから、男性では特に顔の皮膚障害が多いようで、ヒゲを剃り時にできた細かい傷がある場合や口へ入るおそれがあることを考慮すると、顔には除毛剤を使用すべきではないものと考えます。

また、陰部は、皮膚が薄いため刺激によるダメージを受けやすく、また膣や肛門に入る可能性もあるので、除毛剤の使用は適切ではないと考えます。

各商品は、医薬部外品として、成分だけでなく、商品の用法・用量も含めて、安全性について承認をとられているものなので、取扱説明書等のとおり使用前テストを行ったうえで使用可能とされている部位にのみ使用することが大切となります。

もし、除毛剤を就寝前に使用して、赤み、ほてり、かゆみ、痛み、腫れ等が生じ、翌日になっても症状が治らない場合などは、皮膚科医を受診しましょう。

医薬部外品は、厚生労働省が許可した効能・効果に有効な成分が一定の濃度で配合されています。

使用する人の体質や体調、使用部位等によって肌に合わないということがありますので、自分にあった除毛・脱毛の商品、手段を慎重に選び、適切に使用することが大切です。

 

手軽に購入できる医薬部外品である以上、自己責任で内容や用途を確認することが自らを守る非常に大切なことであります。

折角の健康な身体が「傷もの」になって、正常な脱毛も適正に行えなくなることが無いようにしておきたいですね。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

(感謝)

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