脱毛サロンで行う脱毛方法のその2です。
その1では、脱毛サロンで行う
☞ 美容ライト脱毛(光脱毛)(その1) と
☞美容ライト脱毛(光脱毛)まとめ(その2) を説明しています。
ここでは、エステサロンで行っている光脱毛以外の脱毛を説明していきます。
美容ライト脱毛(光脱毛)は分かっていただけたでしょうか?
似たり寄ったりの脱毛方式がたくさんあって理解するのは大変でしたね。
これから説明する方法は、複雑なことはなくわかりやすいと思います。
昔からの脱毛ばかりで、身近な処理方法でもあります。
でも、扱い方が問題になるようですので気を付けたいと思います。
そのことを踏まえて読み進めてください。
この記事の内容です。
Contents
脱毛 サロンが行う光脱毛 以外の主な方法と特徴
脱毛サロンが行う主な脱毛は次の3つです。
・美容脱毛(光脱毛)
・ニードル(電気針)脱毛
・ブラジリアンワックス(ワックス)脱毛
これ以外にも,
脱毛 エステ サロンでは補充的に自己処理できる脱毛法を組み合わせて行っていますが、ここでは上記の3つの説明を行います。
自己処理は、こちらの 脱毛 お勧め⑤脱毛 の自己処理で注意しておくべきこと! でご確認ください。
美容ライト脱毛(光脱毛)
美容ライト脱毛(光脱毛)の詳細は下記でご覧ください。
☞ 美容ライト脱毛(光脱毛)(その1)
☞美容ライト脱毛(光脱毛)まとめ(その2)
ニードル(電気針)脱毛
(針施術中)
このニードル脱毛は古くから施術されている方法です。
光脱毛やレーザー脱毛ができるまではこのニードル脱毛が本来の脱毛法だったのです。
脱毛サロンで唯一「永久脱毛」ができる方法です。
この施術法は、どう見ても医療行為的な要素を強く感じますが(私見ですが)、古くから行われていて、エステサロンでも行っているサロンもあるようです。
《ニードル脱毛の手順》
① ニードルという専用の電子針を毛穴に挿入します。
↓
② この電子針に通電した熱で毛乳頭を破壊します。
↓
③ 皮膚方面を冷やして熱を取ります。
これだけのことなのです。
(ニードル挿入予想図)
このニードル脱毛の特徴として次のことがいえます。
【熟練度】
上図の予想図のように、ひとつひとつの毛穴に針を毛の根元まで差し込む必要がありますので熟練していないとうまく進むことができません。
【痛みの耐力】
毛穴の根元である毛包の底に針を電極として「バチッ!」といった音と共に熱が加わり「ゴムを強く弾いたような痛み」が走ります。
脱毛方法の中では、いちばん痛みが強い方法ですね。
【完了する期間が永い】
想像のとおり毛穴ごとの施術と毛が生えているときの施術となりますので「毛周期」という毛の成長サイクルに合わせて行わないと効果はありません。
このため、すべて終わるのに期間が必要になります。
部分的(VIOなど)な施術でも毛周期は関係しますので時間が必要です。
【脱毛効果バツグン】
一穴一穴、ていねいに施術して、必ず毛の元を破壊していきますので毛が生えなくなります。
光脱毛の弱い光では効果がないような毛質や肌質の部位に、この方法が取り入れられています。
脱毛 サロンのブラジリアンワックス(ワックス)脱毛
脱毛サロンでは「光(フラッシュ)脱毛」が主流で行われていますが、長年に渡り脱毛といえば「ワックス脱毛」を示していました。
《ワックス脱毛の手順》
① ジェル状のワックス液を肌に塗布。
↓
② ワックス自体が固まるのを待つ。
↓
③ 固まったワックスを引き剥がす。
ワックスに絡まった毛ともども引っぺがすことで「毛を毛根から引き抜く」あるいは「引きちぎる」ことで皮膚表面に出ている毛を除去する方法です。
想像するだけで拷問?痛そうな方法でもありますよね。
このワックス脱毛の最たる方法がブラジリアンワックス脱毛です。
このブラジリアンワックス脱毛で説明していきます。
ブラジリアンワックス脱毛は、ビキニラインの部位を含むワックス脱毛の一種である。
この脱毛では、
・肛門
・会陰
・外性器(大陰唇もしくは男性器、および恥丘)周辺
の毛を完全に取り除く方法です。ブラジリアンビキニワックス脱毛あるいはアンダーヘア脱毛などとも呼ばれています。
また、好みによって、陰毛を小さな線状に残したり、全て取り去ったり、その他、ヘアのデザインを好みで残すことができる方法でもあります。
女性がTバックの水着を着用するために行われるようになったもので、Tバック発祥の国ブラジルから命名されたという説があり、後に男性に対しても行われるようになった。(Wikipedia)
VIOのワックス脱毛として聞かれることが多いと思います。VIOが一番痛いのです。
医療脱毛の悩み相談の中でも「VIO脱毛」をやった方がいいのかどうか迷っておられる相談がが一番多く、気になる部位の一番が「VIO」になっているようです。
ワックスで脱毛しきれなかった、わずかな毛や生え際の部分は、ピンセットで1本ずつ抜いて整えることになります。(痛そうです)

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脱毛時は、ツルツル感が味わえますが、この方法はニードル脱毛とは違って毛根部までの脱毛効果がありません。
半永久的な脱毛ではないので10日から2週間後にはチクチクと毛が生えだします。
短期間では、1回でツルツルになり、汗ムレや生理カブレなどを防いでくれるエステメニューとして今でもポピュラーな脱毛方法ではあります。
《ワックス脱毛のデメリット》
・ムダ毛の長さが1cm以上ないとうまく行えない。(ワックスが絡まないため)
・時間が経てばまた生えてくるため、繰り返し行う必要がある。
・ワックスを剥がす際に強い痛みが生じたり、かぶれや炎症など肌へのダメージがある。
・細菌感染や埋没毛発生の可能性がある。
かぶれや炎症の予防には、皮膚を清潔に保つと共に、毛穴をしっかり冷やして引き締めることが大事です。

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また、脱毛後は、皮膚に残ったワックスを取り除き、鎮静効果のあるローションなどを塗ることもあり、脱毛直後の肌は敏感で、乾燥しやすいため、こまめな保湿も必要です。
その他に色素沈着や肌荒れ予防のため「赤みが完全におさまる」までは、きつい下着やデニムも避けたほうがいいようですね。
ワックス脱毛は、頭髪・男性のひげ以外の「全身の毛に適用できる」脱毛方法です。
続いてサロンでのシェービングで感じたことを書いています。
脱毛 サロンのシェービングは合法なの?
エステ サロンでのシェービングは「無料サービス」というサロン側のサービスのような「お得なイメージ」なのですが本当はどうなのか疑問に思って調べてみました。
エステ サロンの剃毛(毛そり)の無料のワケ!
エステ サロンでは、光脱毛の施術時には毛そりを済ませて来院するように言われています。
しかし、剃毛しきれない部位や剃り残しはエステスタッフにより処理していただくことになります。
これって、法的には大丈夫なのでしょうか?

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色々調べましたが、あまりよろしくないようです。
国民生活センターの2012年5月報道発表によりますと、
エステサロンで受けた脱毛による危害事例のうち17件(2.5%)は、カミソリやシェーバーによる毛そりで切り傷や擦り傷を負ったという内容で、中には顔に危害を負う相談もあったそうです。
顔そりは理容師法により理容師の資格者がその届け出のある施設で行うこととされています(注)。
また、顔そりに限らず、公的な資格を有しないエステティシャンが刃物を肌にあてる行為は安全上にも問題があると考えられる。
(注)美容師が行う顔そりは、「理容師法の適用に関する件」(昭和23年12月8日付衛発第38号)において「化粧に附随した軽い程度の「顔そり」は化粧の一部として美容師がこれを行ってもさしつかえない」とされているが、顔そりを独立した施術として行うことはできない。
このような国民生活センターから提言がなされています。
う~ん!毛そりどうするの?・・・です。

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カミソリでの毛そりは資格が必要です。
・看護師による医療行為としてのカミソリ剃毛。
・理容師による理容行為としてのカミソリ剃毛。
また、介護職員の髭剃りはどうかです。
・介護職員による身体整容としての「電気カミソリ」での髭剃り
一般的に専門的な知識及び技能が不要であるとして訪問介護等で行って差し支えないものとされています。(T字カミソリも可能なようですが公式確認できず)
毛そりで後遺症が残った時の保証はサロンが? 心配ですね・・・。
脱毛サロンで施術する前の剃毛は当然自分自身で処理するか医療行為として行う必要になります。

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「なぜ、サロンの剃毛は無料なのか」
自分でできない手が届かない部位の毛剃りは、エステサロンで合法的に剃れないことになります。
でも、脱毛するには毛そりが必要になり、サロンでやらざるを得ませんが、少なくとも「施術」とできないことから「無料でせざるを得ない」ということだと思います。
一方、医療脱毛の場合は、医療行為として当然に課金対象とできますので、毛そりは堂々と行えることになります。安心ではありますね!
毛そりで後遺症が残った時の保証はサロンが? 心配ですね・・・。
医療クリニック以外で脱毛されるときは、脱毛のためには遠慮せずに無料毛剃りしていただきましょう!
こういったことを考慮してお使いいただければよろしいかと思います。
なおこれ以外で、クリニックやサロンの脱毛や自己処理方法は下記ページでご覧ください。
医療脱毛の医療クリニックでの脱毛は ☞ こちらへ!
美容脱毛の美容サロンでの脱毛は ☞ 「光脱毛(その1)」・「光脱毛(その2)」・「自己処理方法」へ!
最後までご覧いただきありがとうございます。
(感謝です)